蛮神イフリートの脅威

ウルダハの経済情報誌『ミスリルアイ』が、恐るべき強敵「イフリート」について特集記事を掲載したようです。

詳しくは『 こちら』をご覧ください。



不滅隊に尽力し、特に顕著な成果を挙げた将兵を顕彰する制度。
顕彰者の組織への厚い忠誠心と貢献を称え、すべての将兵の模範として広く知らしめると同時に、その更なる働きと相互の研鑽を促すものである。


※一度「前週の顕彰者」「昨日の貢献者」に掲載されたプレイヤーキャラクターの氏名は、獲得軍票額に関わらず一定期間は再掲載されませんのでご了承ください。




剣闘試合の永世チャンピオン「アラミゴの猛牛」にして、コロセウムの所有者。国家を牛耳る砂蠍衆の中でただひとり女王を敬う王党派に属する。長らくウルダハを留守にしていたが、帝国の脅威を尻目にいまだ権力闘争を続ける他の砂蠍衆に危惧を覚えて、緊急帰国。圧倒的な国民人気を背景に全軍を掌握し、グランドカンパニー体制を敷かんと立ち上がる。どうやら帝国との間には浅からぬ因縁があるようだが……。
モットーは「勝敗は早さと速さが別つ」。背に負う得物は、宿敵から譲り受けた呪剣「ティソーナ」。






バックナンバー

商都であるウルダハで、もっとも発行部数の多い経済情報誌。
専属の経済記者が収集する最速の経済情報と、専属の経済学者が分析する最新の市場予測は、利に聡い辛口のウルダハっ子にも好評。
特に景気動向を左右する事件には敏感なことで知られる。

3号霊銀試掘場の悪夢
すべては、8年前の事件から始まった。第六星暦1564年、南ザナラーンの3号霊銀試掘場が何者かの襲撃を受け、壊滅したのである。
悲鳴まじりのリンクパール通信を受けたアマジナ鉱山社の自警組織「鉄灯団」が救援にかけつけると、そこには炭と化した採掘施設と、哀れな犠牲者たちの姿だけが残されていた。奇跡的に一命をとりとめた生き残りの証言によれば、「炎を吹く巨大な魔物」に襲われたのだという。これが史上初めて「炎獄の神イフリート」の姿が目撃された事件である。


不滅隊、イフリート討伐のため派兵か?
近年、アマルジャ族の攻勢は激しくなる一方であり、ガレマール帝国と同様に、我が都市を脅かす脅威となっている。確かに、ウルダハとアマルジャ族は、歴史上長らく領土を巡って対立してきた。

だが、専門家の間では、3号霊銀試掘場襲撃事件を境に、アマルジャ族の好戦的性質が特に強まったと指摘されており、蛮神が彼らの行動に何がしかの影響を与えているものと推測されている。翻っていえば、アマルジャ族の心の拠り所である蛮神を討滅できれば、彼らの戦意を挫くことができるということだ。 蛮神は一度退けたとしても、再召喚により復活を果たすことが知られており、完全なる討滅には困難が予想される。それでもなお、不滅隊には早急なイフリートの討滅を期待したい。経済の安定には、人心の安定は欠かせないからだ。

都市民の間では、ダラガブの異変はイフリートの影響であるとまことしやかに囁かれ、蛮神が第七霊災を呼び込むといった過激な終末論さえ広まりつつある。噂話で留まっている今こそ、対策を進めるときだ。

また、蛮神対策の分野で他国に先行することで、「ガルーダ」や「リヴァイアサン」の脅威に怯える各都市国家に対し、討滅ノウハウを輸出するという経済的メリットがあることも、指摘しておきたい。

論説委員:ハバク・アルバク


【蛮神の復活】
リムサ・ロミンサでは、数年前に「海雄旅団」なる集団が蛮神討伐を成功させたといわれている。この情報によれば、彼らは見事にサハギン族の「リヴァイアサン」と、コボルド族の「タイタン」を討伐したが、しばらくすると、それぞれの種族が蛮神を再召喚し、復活させたという。蛮神討滅の難しさを物語る事例である。